杢目銅
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千貝 弘 |
●杢目銅(もくめがね)とは?
江戸時代の初め、佐竹藩お抱えの鍔師(つばし)だった
正阿弥伝兵衛(しょうあみでんべい)により伝えられた技法です。
杢目銅をつくるには、異なる金属(金・銀・黒味銅・銅等)の板を
交互に重ね熱を加えて貼り合わせ、ひとつの塊にします。
この塊をハンマー等で叩き、鍛えて厚さ数ミリの板にし切り取って
さらに数千回、数万回と叩き思い描く形にしていきます。
そして表面を削ったり、叩いたり、磨いたりすることにより美しい模様がでてきます。
●経歴
昭和39年 科学技術長官賞受賞(創意工夫)
昭和44年 鍛金をはじめる
その後、秋田県内では秋田県優良技能者賞(秋田の名工)はじめ数々の賞を受賞。
国内においては
平成18年 卓越技能者表彰(現代の名工)
平成20年秋 黄綬勲章拝受
平成7,9,11~20年 伝統工芸日本金工展入選
平成7,15~20年 東日本伝統工芸展入選
平成12~20年 日本伝統工芸展入選
●杢目銅
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ネックレス
¥7,875
●鍛金
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ハタハタ箸置き
¥900